ピラティスって最近流行っているけど結局何がいいの?
Googlesで検索すると、
ピラティスは体幹を強化したり、股関節の可動域を広げるようにストレッチしたり、するので腰痛や姿勢を改善できます!また、胸式呼吸を行うことで自律神経を整えます!
みたいなことが書いてありました。
確かに間違ってはいないが…
理学療法士の視点から見てちょっと浅いな〜と個人的に感じております。
そこでもっと本質的には何がいいのか?そこをお伝えしていきます。
ピラティスって結局何がいいの?
結論からお伝えすると、
身体を上手く使いこなせるようになります。
これをお伝えする上で切っても切り離せないものがあります。それは脳の存在です。

脳が身体の適切な使い方を覚えるので結果的にインナーマッスルを使えるようになって腰痛が改善したり、姿勢が良くなったりします。
専門用語ではモーターコントロールといって運動制御や姿勢制御ができるようになることを指します。
慢性的な腰痛がある人や姿勢が悪い人はモーターコントロール不全が生じ、適切な姿勢制御ができないのです。
モーターコントロールはどこで制御するのかというと
主に小脳になります。

小脳の役割は主に運動を円滑に遂行するために働きます。
筋肉や関節、視覚などの感覚器から情報を収集して、大脳へ送り運動を調整します。
これを運動中に繰り返えすことによって、姿勢を保ち、体幹が安定した中で手足が動かせるようになったりします。

さ、ら、に
一つ重要なものがあります。
それは自分の身体の動き、運動を予測できているかどうかで効果が変わってきます。
難しいので簡単にまとめると…
能動的に運動する方が効果的ということです。
能動的の反対は受動的、いわば受け身でやるよりも自分の意思で身体を動かした方が良いという事になります。
例えば、パーソナルストレッチや整体のような受け身で筋肉を伸ばされるたり解されたりするよりも、ピラティスやヨガのように自分の意思で筋肉を伸ばしたり鍛えたりほうが、小脳が運動に対して学習するので効果が高いということになります。
そのため、ピラティスは脳を鍛えることに優れていると言えるのです。
マシンピラティスのここがいい!

ここからはポジショントークになりますが、
マシンピラティスはこの脳を鍛えることにさらに優れています。
マット一枚で自分の体を動かすには、運動初心者にはかなり難易度が高いのです。
理由は、そもそもどうやって動かしたら良いのかがわかっていない状態だからです。
これをマシンのバネを利用してサポートすることで、効率的に使い方を学習することができます。
ピラティスや運動初心者の人は最初はマシンで行った方がわかりやすいのです。
まとめ
・ピラティスは脳を変えて身体の使い方を覚える。
・結果的に体を上手く使えることによってインナーマッスルや柔軟性がつく、姿勢が良くなる。
・初心者はマシンピラティスがおすすめ!
やっぱり能動的に運動すると良いよねっていうお話でした。
ぜひ、身体でお困りな方は一度お越しください。