正しい姿勢とは?ピラティスのニュートラルポジションについて!/麻布十番・広尾マシンピラティス

今回は教科書的に言われている正しい姿勢とニュートラルポジションについてと実際に感じる姿勢についてお伝えしていきます。

これを読むことで正しい姿勢とはなんなのか?が理解できると思いますので

姿勢にお悩みの方、肩こりや腰痛でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。

目次

正しい姿勢とは?

まずは一般的な話になります。

教科書的に正しい姿勢とは…

横から見た時に専門的には、耳垂〜肩峰〜大転子〜膝蓋骨後方〜外果前方

 

一般的に噛み砕くと、

耳たぶ〜肩先〜太腿(お尻)の出っ張り〜お皿の後ろ〜くるぶし前方

となります。

さらに背骨はS字カーブ(生理的な湾曲)があり

教科書的な良い姿勢とは

頸椎前弯:30〜35°

胸椎後弯:40°

腰椎前弯:40°

となります。

ピラティスのニュートラルポジションについて

次にピラティスのニュートラルポジションについてです。

ここでの話は骨盤についてになります。

先ほどの横から見た姿勢を仰向けになっていると考えましょう。

このようなラインになります。

さらにこの中で骨盤だけに着目していきましょう。

骨盤を考える上で大切になるのが正面から見た構図になります。

骨盤のニュートラルポジションはこのように両側のASIS(上前腸骨棘)と恥骨結合を結んだ三角形が床と水平になっていることを定義とします。

なので横から見るとこのようになります

これがニュートラルポジションとなります。

この骨盤のラインが前に傾けば骨盤は前傾位、後ろに傾けが骨盤は後傾位となります。

骨盤が前傾すると、運動連鎖

=身体の負担が生じにくい場所

と捉えることができます。

不良姿勢で考えると?

これまでは教科書的な良い姿勢について解説していきました。

ここからは不良姿勢について考えていきましょう。

よくあるのが反り腰、スウェイバック姿勢、猫背、ストレートネックあたりです。

一つずつ解説していきます。

反り腰

まずは反り腰から。

先ほどの基準線で考えると

腰椎が過剰に反って基準線から大きく逸脱しているのがお分かりいただけるかと思います。

この原因を筋肉から考えていきます。

(大前提として、姿勢だけでは筋肉が硬い、弱いを全て判断できないことを理解した上で進みください。あくまで予測の段階です。)

腰部の筋肉が硬くなり、腹部の筋肉が弱くなっていると考えることができます。

このような人はお腹を使ったエクササイズや腰をストレッチするようなエクササイズがおすすめとなるでしょう。

スウェイバック姿勢

次にスウェイバック姿勢になります。

実は反り腰と思っている方の多くはスウェイバック姿勢です。

スウェイバック姿勢は骨盤が後傾して前方へ変移しており、その分上体を後ろにそらして姿勢を保っている状態です。

スウェイバック姿勢の多くな悩みは前ももの張り、股関節の痛み、腰痛あたりではないでしょうか?

これも姿勢と身体重心の位置関係を考えると納得ができるかと思います。

このような方は腸腰筋やハムストリングス、腹部を使えるようにしていく必要があります。

猫背・ストレートネック

次は猫背・ストレートネックはまとめてお伝えします。

頭が前に出ている状態を指します。

ストレートネックとは先ほど頸椎は30°ほど前弯があるとお伝えしましたが、それが頭が前に出ることによってカーブが消失して真っ直ぐになることをストレートネックと言います。

頭の重さを支えなければならない筋肉が頭が前に出ることによって過剰に使わなければならない状態になってしまいます。

そのため、首こり肩こりが常に起きてしまうことになるのです。

ここまでが簡単な不良姿勢の話になります。

最後にもう一つ伝えたいこと

今ままで姿勢の話をしてきました。最後にもう一つ伝えたいことがあります。

目で見る姿勢の評価に再現性は乏しいと言うことです。

人間は立つ度に姿勢が変わってしまいます。

環境、生活背景や精神状態によっても姿勢は変化します。

そのため一概に反り腰だから腹筋を鍛える、猫背だから背筋を鍛えるといったことが通用しないと言うことになります。

また、いい姿勢を過剰に緊張させて留めても意味がないということになります。

一番は省エネで効率よく姿勢を保てることが最もいい姿勢と言えるでしょう。

ぜひ参考にしてください。

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