歩いていると足の付け根がつっぱる。
足が上げにくい。
前側が詰まる感じがする…。
このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
「前ももが硬いからストレッチしよう!」
そう思って頑張っているのに、なかなかスッキリしない…。
そんな経験はありませんか?
実は、この「股関節のつまり感」の原因は、前ももの筋肉(大腿直筋)が頑張りすぎていることが大きな要因かもしれません。
前ももが頑張りすぎるとどうなる?
前ももの筋肉(大腿直筋)が過剰に働くと、股関節を前に引っ張ってしまいます。
これが「つまり感」や「反り腰」につながる原因になります。

本来、股関節を動かすときにしっかり働いてほしいのは「腸腰筋」というインナーマッスルです。
腸腰筋がうまく使えないと、代わりに前ももが頑張りすぎてしまい、結果的に股関節のつまり感が生まれてしまうのです。

股関節つまりのよくある流れ
1️⃣ インナーマッスル(腸腰筋)が使えていない
2️⃣ 前ももが代わりに頑張る
3️⃣ 骨盤が前に引っ張られ、つまり感や違和感が出る
この流れに心当たりはありませんか?
まずはセルフチェック!
仰向けで足をゆっくり上げてみてください。
✅ 60°くらいで止まる
✅ 腰が反る
✅ 太ももが疲れる
もし当てはまるなら、腸腰筋がうまく使えていない可能性があります。
改善のヒント
「インナーマッスルを先に使えるようにする」
これがポイントです。
腸腰筋を正しく使えるようになることで、前ももの頑張りを減らし、つまり感の改善につながります。
簡単セルフエクササイズ
【やり方】
① 足裏をくっつけて、膝を外側に開く
② 骨盤を立てて座る
③ 骨盤を後ろに倒したり起こしたりを繰り返す
④ お腹を使うイメージで行う
このエクササイズで、インナーマッスルを意識的に使う練習ができます。
まとめ
・前ももが頑張りすぎるとつまりやすくなる
・本来使いたいのは「腸腰筋」
・まずはセルフチェック → セルフエクササイズを試してみる。
「自分に合うエクササイズが知りたい」「もっと詳しく知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。