「姿勢が悪くて腰痛がある」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
さらに、筋トレしても、ストレッチしても、マッサージしても姿勢や症状はなかなか改善しない。
このような経験されている方はとても多いともいます。
今回はなぜピラティスで姿勢や腰痛が改善できるかを筋肉以外のところでお伝えしていきます。
これを読むとなぜ姿勢改善にはインナーマッスルが必要なのか?ピラティスは姿勢改善に優れているのか?この辺りが腑に落ちるかと思いますのでぜひ最後までご覧ください。
そもそも姿勢が悪くなる原因は?
そもそも姿勢が悪くなる原因とはなんでしょうか?
これは人それぞれありますが、
代表的なものは
・デスクワークで一日座り続けること
・パソコンやスマートフォンなど画面を長時間見続けること
・運動不足で筋力や柔軟性が落ちる。
などが挙げられます。
このような悪い生活、姿勢を繰り返すことによって身体がその動き、姿勢を覚えてしまい、日常的に悪い動き、姿勢しかできなくなってしまいます。
要するに…
脳が正しい動きを忘れてしまっている状態になります。
そのため、いくらストレッチしても、筋力を鍛えても、整体でマッサージしてもらっても脳が変わらないと姿勢や腰痛が改善できないのです。
少し話がずれてしまいますが、肩こりなどの慢性的な症状も
脳が変わって身体の動き、姿勢が変わらないと改善しないのも納得できるのではないでしょうか?
姿勢を構成する要素
本題に戻りますが、姿勢改善するために姿勢とはどう成り立っているのか?を知る必要があります。
そこで姿勢について深くお伝えします。
姿勢を構成する要素は大きく分けて3つの感覚があります。
それは①視覚②前庭覚③体性感覚です。
姿勢がどのような流れでできるかを図で表しています。

このように視覚、前庭覚、体性感覚の情報が脳に送られ、
情報を統合して、
やっと筋肉が働き姿勢が完成されます。
それでは、一つずつの感覚を説明します。
①視覚(10%)
目からの情報を感知して、脳に送ります。
②前庭覚(20%)
前庭覚とはいわゆる三半規管になります。耳からの情報を感知して、脳に送ります。
③体性感覚(70%)
体性感覚とは身体の感覚になります。立っている場合で考えると、足裏のみ地面に接しているので足裏から情報が送られます。さらには身体図式(ボディースキーマー)というものがあり、自分の身体がどう動いているのか、どこにいるのかを意識できない感覚(深部感覚)が認知して脳にその情報を送ります。
少し難しい話になりますが、姿勢が悪い人はこの3つの感覚の情報が崩れ、脳が筋肉へ正しい情報を送ることができないため、結果的に姿勢が悪くなってしまっているということになります。
ここまでくると、反り腰だから腹筋を鍛えても治らない。猫背だから胸をストレッチしても治らない。その理屈が納得できるのではないでしょうか?
それではどうすればいいのか?なぜピラティスでは改善できるのか?これをお伝えしていきます。
ピラティスでなぜ姿勢は改善するのか?
姿勢を改善するには上記の感覚を刺激していくことが必要になります。
なぜピラティスで姿勢改善ができるの?
ピラティスではこの3つの感覚を全て刺激することができるから
ピラティスでは上記の3つの感覚を全て刺激することができます。
特に体性感覚を刺激することに優れています。
・筋肉のセンサーである「筋紡錘」を刺激することによって脳へ情報が送られる。(体性感覚)
・正しい姿勢で動くことによって脳が姿勢を認知する。(体性感覚)
・マシンを使って頭の位置が動くことで前庭覚、視覚が刺激される。(視覚、前庭覚)
・身体の正しい使い方を学習するので脳が学習して悪い癖を取り除く。(体性感覚)
・運動しているので結果的に、筋力や柔軟性がつく。
筋肉以外で姿勢が改善できる理由はこのあたりになります。
上記でお伝えしている筋肉のセンサーである筋紡錘は筋肉を収縮させた伸ばしたりすることで刺激されて、さらにはインナーマッスルに豊富にあるのでインナーマッスルを使えるようすることで脳へ正しい情報が送られることになります。
まとめると…
脳に正しい情報を送って運動すること
これが必要になります。
最後に
どうでしたか?
少し難しい内容ではあると思いますが、これが姿勢改善に必要な要素になります。
姿勢に困っている方、
ピラティスや筋トレをしているけど姿勢が変わらない方は
ぜひ一度お越しください。